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AIR-J'史

映画と映画祭と映画館と演劇とじゃがりこと旅行とライブが好きな札幌生まれのAIR-J'の記録

APOFES 2016の個人的順位付け

昨年に引き続き2016年1月15日(金)~1月31日(日)にAPOCシアターで開催されていた一人芝居フェスティバル。その名も『APOFES 2016』
またまたフリーチケットを購入し、今年はグランドフィナーレを含む全24名中、22名のお芝居を観た。

さすがに要領も分かってきているし、毎回体調も万全にしてきたし、昨年は1日に5人というスケジュールだったけれど今年は4人までだったのでそれで集中力が保たれた、というのもあったと思われる。

映画祭でも多くて1日長編(平均上映時間が2時間)4本だ。それくらいが良いのかもしれない。あくまでも個人的な感覚だし、そんな立て続けに見ようとする暇人と好き物が他にいるかって話もあるけれど。(いやでも、そんな人が他に数人でもいいからいても良いと思うんだ、僕だけじゃ淋しいから…

*****

前置きはもうこれくらいにしよう。
『APOFES 2016』AIR-J'的順位発表に移るとしよう。
去年は言い訳がすぎた。へりくだりすぎた。保身に入りすぎた。

だから、僕は僕だ、ということで、変にへりくだらず、評価を書こう。
でも、相変わらずだが、僕の感想は一個人の感想だとして受け止めてほしい。

観客の感想で演出を変えるのも勿論アリだけれど、自分の信念を安易に曲げて演劇の方向性をくねくねどっかに飛ばしてしまわれるのは一番嫌だし、そんなアドバイスしてしんぜよう…だなんておこがましい行為だと思っている。

*****

【ルール】
●黒木佳奈さん、夢実子さんの公演は観られなかったので、順位から省く。(申し訳ないです)
●今年のグランドフィナーレはトークショーという形式で、他全員の出演時間が1時間弱の枠の中、2時間20分で他の公演とはスタイルがまるで違ったので、順位から省くことにする。
(それにしてもあそこまで一人でもたせるのはある意味すごいなぁ~…と感心)
●僕が観劇した21名の出演者名と公演名は書かず、とある規則に従ってこちらで勝手につけたアルファベット(A~U)で表記する。
内容でバレバレな仕組みではあるとは思うが。
●知り合い、観たことある役者であるから、という理由での贔屓はなるべくしてない、つもり。

*****

1位 N
どーでもいいけれど、去年も1位がNだったのね。。。

それはともかく、終盤で笑いすぎて呼吸困難になるかと思うくらい爆笑しすぎた。そして、痙攣を引き起こした。(ガチ
彼のことは前々から知っているけれど、一人で芝居が出来るのか?…と可能性をにわかに信じきれていなかったことを正直に告白する。
笑いが取れる要素があることは既知なのに、ここまでだとは思っていなくて、終盤での風俗でのセックスシーンと、バックに映る幸せそうにデートする彼の映像とのアンバランスさがもう素敵すぎて痙攣起こした後は笑うことさえも許されなかった。(単に僕の身体の問題

彼の脚の悪さが彼の不幸な出来事として関係してくるのだが、それまで笑っていた観客を一気に引きつらせ、また、その不幸な出来事で泣き崩れるシーンなんかもう観客の涙を誘い、リアルすぎて悲しくなってしまうその緩急の差がつく演技が素晴らしかった。

「障害で笑うことは果たして良いものなのか?」

ある意味重いといえば重い。
なのに、彼が泣き崩れて終わるかと思いきや、観客を小馬鹿にしたかのように突如転換する終盤の風俗シーン。アホか、と。

普段のビジュアルのせいか気付かれないかもしれないが、彼は急にかっこ良くなる。そして、急にイケボ(イケメンボイス)にもなる。このギャップ、惚れる。
あと、特に結婚相談所の女性役のモノマネ、良い具合に腹立つ感じで素敵だった。

粗が無いと言えば嘘になるけれど、全体的に印象が一番強いのはこの作品である。


2位 F
一人芝居は笑いに走る作品が多い。たぶんシリアスなもので、しかも役者が一人だと、本当に魅せられるものじゃないと難しいんだろう。
しかし、彼の公演は本当に最後まで魅せられた。

島の灯台にいる謎の老人、そこに毎回訪れる島の郵便配達の青年。この二役が場面ごとに変わるのだけれど、衣装だけでなくその声色、姿勢等で印象を瞬時にガラリと変えてしまう様は息を呑む。
椅子と望遠鏡しか置いてないそれは灯台の中を表し、舞台に置かれた小さなテーブルは青年が手紙を渡す家を表す。
シンプルなのに、その情景描写は脳内ですぐ再生され、たとえば船へ乗る情景の説明も丁寧で、狭い舞台がかなり広い世界へと見えてきた。
そして迎えるラスト。もしかしたら、この老人と青年は、同一人物だったのかも…?真相は如何に。

「すごいもの観たな」というのはこのことだ、と感動したものである。


3位 I
嗚呼、どーしようもない女の話…と思いきや、客の一人に目を合わせ語りかけてきたり、お土産を渡すというシーンで観客に本当に渡すシーンがあったのにはややビビる。しかも、その中で自分も突然「恋してますか?」話しかけられて、そこはビビるけれどニヤけてコクッ、と頷くしかなかった。

…とまあここまでのスタイルはあることはあるが、見た目はどこにでもいる、いや、まあちょっとは綺麗な(でもネジ外れ気味な)女だが、好きな後輩を部屋に呼ぶことから転がる話題が予想もしないほど可笑しく、まずは汚部屋だし、後輩と噛み合わない話の中で趣味嗜好がちょっと一般的女子とズレてることがわかるし、しまいにはたいm…まで育てるトンデモ女だし、、、と、どんどん変な方向へ向かって笑わずにはいられなかった。


4位 H
ここら辺以降の順位は正直悩む。
この公演に関しては、脚本が実に上手かった。映画監督で例えれば、内田けんじ的物語展開。

あらかじめ入っている当日パンフレットにあらすじみたいなのが書かれた9編のオムニバス。序盤はなんてこたない普通の話。一編一役。誰かは分からないが誰かと会話していることだけはわかる。
役者のビジュアルはあくまで普通だし、演技だってあくまで普通。どこまでもただただやってることは普通なのだ。
それがバラバラになったピース(会話)が全て繋がっているとわかると、ある所まで疑問だったやりとりが解決され、その可笑しさに笑ってしまう。
伏線が全て回収され、感心もする。派手でもなく、特別なネタをやってるわけでもないのに、話が進むにつれて爆笑してしまうストーリーはさすがであった。

もし、もっとファニーフェイスでオーバーリアクションな役者がやってしまったら別の所で笑ってしまうのでそれは無くて正解だと思った。


5位 L
だいたいの役者は一人で複数役をやると声のトーンを演じ分ける。だけれどこの役者は敢えて男性と女性を分けなかった。
最初だって普通にそのままのジャージ姿で出てきて、男かと思いきや語尾でやっとこいつは女だって分かる。

序盤はあくまでも日常。それが男が酔って同僚がプレゼンで使うブラジャー(しかも2つつけてしまった)ことで一気に非日常になる。
そして、そのアホらしい恰好のまま、男は不慮の事故で死ぬ。死ぬのに、コメディ。
演技のトーンは至ってずっと平坦。その緩い演技のままアホな非日常な世界が展開されるので笑わずにはいられないのであった。


6位 B
イタリア語から始まってビビるスマートさ。プロフィールにも書いてはあったが、コメディア・デラルテとの出会い、そしてそれがどんなものかを演じてくれた。
舞台に一人の客をあげたり、でもそのまましばらく放置して、でもそのあとちゃんと弄ったり、客に質問を投げかけ、そこでやりとりしたりと、アドリブ満載。

僕が観た回は子どもが多かったが、純粋無垢な彼らでも非常に分かりやすいから反応しやすいし、舞台を一緒に作り上げてる感があってとても楽しかった。
恐らく、別の回もまた違った面白さがあったのではなかろうか。


7位 P
即興演劇(インプロヴィゼーション、略してインプロ)を観たのは初めてではない。
だが、一人のインプロを観たのも初めてだし、そして今回は最初に短編1本、長編1本、そして最後に短編1本の三部で構成されたが、
長編のインプロを観たのも初めてだった。
客入れの時に観客一人一人と会話をして、そこから質問を考え、台詞を書いてもらう。今回は6つ。
そして、それを使いながらそれぞれのインプロをやるのだが、長編については3つシチュエーションを観客から与えてもらい、それぞれをつなげていった。

偶然によるもので笑いが起きるインプロ。その偶然をその場で上手に組み立て、言葉遣いも実に巧みに、しかも長編に関しては、前にやった短編とも上手くリンクさせ伏線回収させたように展開させていく。観客から与えられた偶然による笑いと、その即興での構成力の感心(シュールではあるがちゃんと物語は破綻してない)。

それまで僕が抱いていたインプロの緩いイメージをぶち壊すほど群を抜いてた。
この域のインプロまでへ達するには、一体どれくらいのセンスと努力が必要なのだろうか。こんなインプロならもっと観てみたい。


8位 S
最初は少年が親に捨てられ、冒険する話。かと思いきや、メスが登場してから一気にアダルトな雰囲気を醸し出し、吐き出されるその台詞たちは「子どもは観ちゃダメぇぇ!」…な妖艶で爆笑もの。(観た回に一人だけ子どもいたのにちとひやひやしてた)
ネタ自体は笑点ネタや、音楽のオシャレ感など完全大人世代に向けられたものなので、今年のフェスの中では一番アダルティじゃないかなぁ、と思った。


9位 T
コンテンポラリーダンスをきちんと観たのは今回が初めてではないだろうか。
その動きのしなやかさは目を見張るものがあった。
途中台詞を発声したり、時にはスピーカーから台詞が出てきたり。その発声方法、たぶん演劇でのそれとは違うな、とは感じたのだが、キリッとした細い目に反したその優しい声は耳に心地良く、バックで流れるやや気持ち悪いほどにリアルな蠢く蜂の様が怖さが入り混じり、カミソリを扱うところで顔、頭を剃るように撫でるところは出血してしまわないかという緊張感がずっと纏わりつき、なんとも言えない不思議な世界へ引き込んでいってくれた。


10位 U
自伝的話。自分の叔母が鬱病を患っていて、それに嫌悪感を抱いていた少年期を過ごしていた彼が、まさか自分もなってしまう、というお話。
狂気の沙汰はマジもんだから、Nと系統的には一緒だとしても、笑いと、ドン引きが入り交じった、ただのパワー押しでない「ヤバイ」感はこの中ではピカイチではなかろうか。
終盤で自分ともう一人の自分が激しく入れ替わって会話するシーンは若干煩わしくて集中力が切れてしまうが、暗転もせず唐突に「ヤバイ」奴が登場し、自分ともう一人の自分がなんか戦って、よくわからん内に終わってしまう「ヤバイ」感を舞台に落とし込める彼は本当にすごいし、やはり尊敬する。


11位 R
日本語学校で働く先生が、生徒の男子に告白され、会話だと埒が明かないので手紙でやり取りするお話。
日本語の拙い彼の直接的すぎる言葉に戸惑い、でも5年前に亡くなった最後の恋人のことが忘れられず、ある時父親がやってきてその恋人から預かった手紙を見て、その二つの「手紙」で複雑な想いを抱いてしまう。
日本語学校を去らなくてはいけなくなった生徒への手紙。内容は「手紙」と言えない内容ではあるかもしれないが、愚直は愚直で返す、その姿勢が特殊なやり取りで起こるが故の感動を引き出していた。

昨年も彼女の一人芝居を観たけれど、昨年よりも舞台セットはシンプルで、しかし彼女の端正な顔立ちとはっきりとした発声が物語を丁寧に作り上げていた。一人芝居でなければもっともっと世界観が広がってより豪華なものになったかもしれない。


12位 C
パントマイム。台詞を一切発さないのはこの公演だけではなかろうか。音楽には歌詞があるものもあったが。
パントマイムは実に簡単に見えてしまうが、何もないところにあたかも壁があったり、レールが敷かれてるかの如く実に機械的に動いたりするので、相当な訓練が必要かと思われる。
特に物語性があったわけでなく、一人の男の日常、という公演であった。
シンプルに感心した。


13位 K
道化師と思われる人物が、子ども(ぼっちゃん)に過去話を語る物語。
物語で語られた男は、終盤で恐らくそのぼっちゃんの父親ではななかろうか、と想定される、ほっこり感動ストーリー。
子どもに話しかけるスタイルで、観客にちゃんと目を合わせて語りかけたり、飴を渡すというていで観客席に投げたり、風船を膨らませるが途中で諦め、それが飛んで観客席にいっちゃったり。

若干、この主人公と男との関係性が最後までわかりずらかったけれど、元々あやふやな物語なのかもしれない。
河童が化けた道化師なのか、それとも河童の話をしている人間なのか。詮索はすべきでないのだろう、みんながそれぞれ、ぽっかり空いた空間の物語を埋めていけば良い。
途中に挟まれるダンス、最後に自分の役者名がテーマとなったバルーンアートでの締め。彼女の芝居のテーマは確固たるものがあるのであろう。


14位 G
どうやら一人芝居は初めてだという。それを聞いて更にびっくりする堂々っぷり。こんな方がいるなんて、俺、いつまで経っても出られんわ…か、敵わない…
前半はただのサラリーマンのお話し。暗転、後半は話がぶったぎられ、某テーマパークのキャラクターで出てくる。実にバカ。
…と思いきや、同一人物っぽいという(※「と思いきや」の芝居、今回よくありますね)。

後半のキャラの化粧の可笑しさや意外性は、今年のフェスの中で笑いで勝負をかけてる芝居の中ではインパクトが薄めかもしれないが、前半でのサラリーマン姿から滲み出る真面目さとシュッとしたカッコ良さはきっと本物なのであろう。惚れる。


15位 E
可笑しみもあるけれど、可愛さが際立つ物語。ふとしたきっかけで東京で道案内をすることになった女の子の話。
相棒が明らかに人間でないというシュールさはやや笑えるが、別にそこまで笑いに持っていかずにニコニコできる物語に仕上げたな、と思った。


16位 D
昨年も観たのに、役者名が変わっていてしばらく一致させるのに時間がかかってしまった(すみません!)
昨年のわけわかんなさがパワーアップしていて、体調が万全であったから今年は眠らずにいたけれど、観客全体を唖然とさせる構成のちぐはぐさを全然悪びれずにやってのけるその精神力は感心せざるを得ない。

時間が余っていたので、ハケた後に再び舞台に出てきて観客に感想を聞いていくのだけれど、案の定「よくわかんなかった」という意見が多かった。
最初にダンスで始まり、マシュマロ実験とやらを題材にした物語があり、…んで、あとなんだっけ…?
彼女の中でポン!、ポン!、と出てきた好きなことを彼女の中ではしっくりくるように構成したのであろう。
わけわかんないことを突き詰めると、「面白い」なんて言葉じゃ全く表せられない超次元的なものが見えてくる。


17位 M
客入れの時に、下のカフェで注文できるご飯を何故か食っている。食べ終わった後、何故か台本を読みながら練習をしている。そして、観客が入るドアから退室したかと思ったらそこから入場する。
若いが故のパワフルさ。原作が某有名小説で、その中でアレンジを加え、でも基本ラインは原作どおり。
アレンジと原作ラインが行き来するので、原作通りに進むのか、はたまた原作から脱線してしまうのか、ハラハラはするけれど繋がりがややわからないためストーリーが掴みずらかったのは正直なところではある。
ハケたまんまちょっとの間舞台が空になっちゃったり、オペ室の階段を駆け上り、そこから飛び降りたり、肉体派である。台詞を噛んだってなんのその、それすらアドリブで笑いに取り込んでしまう。

笑いが起きてはいたけれど、彼を全く知らない人が観た場合はどう思って観るのだろうか、というのは少々気になった。気合いでは負けずとも、脚本を書くという行為は難しいことなのかもしれない。


18位 A
プロフィールを先に読んでしまったからかな、自伝的なもので感動ストーリーに仕上げられていたのだけれど、いかんせん真面目なトーンのままなので、泣いている人がいたけれど入り込めなくて。
ただ、丁寧なお芝居であったから、これはもう個人的な好みの問題なのかもしれない。
最後にタイトルを言って終わる。そう、人生を思う存分生きてやろうという、彼女の堅い決心。
…嗚呼、再度思い出してみると、もしかしたら素敵なお芝居だったかもしれない。


19位 Q
なんだろう、お芝居自体は上手いし、物語自体も分かりやすいのに、シュールさにシュールさを重ねていても、シリアスな方向にいかせようとしてるのか、コメディ方向に行こうとさせてるのか、ずっと迷子のままだった。小道具で笑いを取るというのは今年のフェスでは多々あったけれど、一番滑ってしまっていたのではなかろうか。
脚本の問題なのか?勿体ない気がしてならない。
あと、電話しては切り、しては切っていたので、集中力が削がれてしまった。


20位 O
椅子に座り、小説を読んで芝居は始まる。
台詞、シャツのボタンを少しずつ外して上半裸になる、若干気持ち悪いほどのナルシズム。

…とここまでは良かったが、登場人物が幾人か出てきたようだが、話が掴めず、最初に読んでた小説(今回の公演タイトルでもある)を知らないからか、全く以て展開に追い付いていかないまま必死で脳内構成させる前に、最後に赤ふんどしとなって、それを纏って焼かれて終わってしまった。
個人の知識量の問題なのだろうか…? 演技自体は圧巻させるほど肉体的にすばらしかっただけに、もやもやだけしか残らなかった。


21位 J
大声で叫びながら、客が入るドアから入ったところまでは良かった。それ以降、若いが故に動きの大袈裟でカバーさせようと必死だったけれど台詞は噛む、言い直す、演じ分けようとしてるのに演じ分けきれていない、と綻びが露呈されたまんまで進んでしまった。
脚本自体は分かりやすい。日本で重力に負けた(と思い込んでる)大学生の男がバックパッカーとして勢いでタイに行っちゃうお話しだけれど、演技によっては面白くなるだろうし、脚本を練り直せばもっともっと笑えるのではなかろうか、と思った。

実は「もう1回くらい見てみたら変わるのかな」、と思って別の日に下のモニターで見たのだが、必死さは変わっていなくて、汗は相変わらず尋常じゃないほど上半身のTシャツを濡らし、芝居に一切入り込めずにいた。

真っ先にワーストにしてしまった公演。一人でなく、他の脚本で、そしてこの公演以上にもっと練習をしていたら、彼は面白い芝居をするのだろうか。

*****

総評として、全体的に昨年よりもレベルが高かった。
プロフィール、宣材写真も全体的にレベルが高かったわけだけれど、ほとんど期待を裏切るものはなかった。

そして、実にジャンルも多彩だった。自分が観た最初の日なんか実にジャンルがバラバラで、これはランク付けするのは大変だろうな、と思ったけれど、実際ランクの中盤辺りは結構悩みどころは多かった。
だから今年は減点法というよりは自分の基準の中で選んでみた。

*****

今年も出演者、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
単なるフリーチケットを購入した"観劇おじさん"化した(気付けばおじさんって言われてもしっくりきちゃう年齢であるんだよなぁ…ぐすん)客であるこの自分、「何者なのか?」と思われつつも何故か名前と顔を覚えられてしまっていたし、幾人かの出演者や作・演出家さんとも会話が出来て楽しかったです。

また、来年もあるのかな。来年、果たして自分がどこで何をしてるかさえ分からない状態ではありますが。