AIR-J'史

映画と映画祭と映画館と演劇とじゃがりこと旅行とライブが好きな札幌生まれのAIR-J'の記録

父を祝う(ブログで)


森山直太朗 - 夏の終わり


8月の最終日は父の誕生日。もうここ数年、いや、もう十数年、いや、何十年?…というくらい直接でも間接でも祝ったことがない。twitterで言ってるくらいか。
ごく親しい友人と親類の誕生日は忘れることがないので、どんなに父と喋らないからと言って父の誕生日を忘れることはない。
夏の終わりは、父の誕生日を思い出すことで感じる。

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今日という日にわざとなんかいやらしいことをしてやろうかな、なんて考えていたけれど仕事が思った以上に忙しくて疲れ、やるべきことをやれずやや落ち込み、まともにご飯を食べずにいて、仕事が終わってから甘いものやら鶏肉類やらを食べてはみたら、それで満足したのか結局家に帰って爆睡してしまった。
まあこれからなんかいやらしいことするかもしれないが、それはまたこのblogを書き終わったらのお楽しみにしよう。

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自分が生まれてた時の父の歳を既に越えてしまっている。父はそんな俺をどう思ってるんだろうなぁ、って。ふらふら~、とゆらゆら~、と生きてる俺を。今は文字通りの忙殺と疲れでふらふら生きられずにはいるけれど、でもエリートな道を進んでる父にとって俺は自慢の息子でもなんでもないんだろうな、って。一人しかいない子どもなのに、ね。

父のようにはなれないし、父のようにはなりたいとも思ってないし、実際そんな道をとうに外れている(理系という選択肢を社会人になってから外した時点で

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某国立大学の大学院(理系学部)を浪人も留年もせず卒業して、一流企業に入社。25歳で結婚、28歳で子ども(俺)が生まれる。
俺の生まれは札幌だが、実は小学校上がるまでには神奈川に住んでいて、そして転勤で札幌にまた戻る。
そしてまた転勤で俺が中一の2月の時に家族で東京に越してきて、今に至る。

…こう書くとホント"一般的な男性が歩む道"を進んできたんだなぁ。

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家に帰ることは幼少期から少なく、というか今でも少なくて、帰ってきたとしても寝てるかテレビを観てるかパソコンいじってるかのいずれかの姿しか見たことがない。
ギャンブルをしたような形跡もなければ、女遊びなるものもしてる形跡もない。(勝手なことを言うがモテそうにもない
父の家系は兄弟、その子どもたち(俺にとっては従兄弟たちにあたる)含め酒が弱いので父もあまり飲める人ではない。

家で飲んだ姿を見たことがないし、俺が家で偉そうに飲んでいたらそそくさとどっかへ行ってしまうくらいなのである。(態度でかくて申し訳ないな、父よ…

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元々ざっくばらんにコミュニケーションが好きなタイプだとは思えない。母の親戚は揃って関西出身だが、母の親戚たちと同席していてもあんまり楽しそうにしてなかったのを覚えている。
母が父を生涯ずっと嫌っていたのは、こうした全然楽しくない人間であること、イケメンじゃないこと(じゃあなんで結婚したんだよ…!と毎回母がそのことを言う度ツッコミたくなるけれど)、仕事に勤しんで家庭を顧みない…というありがちなこと、母も母で激情する人でまた突拍子もない思考だったりもして、理論的にやりたい父と意見が噛み合わないことなど、まあ色々理由はある。

理論的、とはいえ父も冷静にならない人なのでまたキレやすく、…ここからはちょっと父の為に内容は言わないでおく。(別に暴露blogじゃないし
とにかく仲良くもないのに俺がいるからなのか、ずっと家族であり続けていた。

少年期は結構辛いことばかり起きてたな、ってことははっきり覚えている。よくもまあこれで鬱とかグレるとかなく生きてきたよな、とは思っている。
激情型の二人に挟まれ、まあごくごくたまにキレることあれど(キレると自分でも手につかなくなる)、高校生以降泣き虫がぐんと収まったせいか普段はのんびり大人しくなったのかな。(自分で言えるところがまたすごいな俺

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いつの日か父の部屋に侵入したら、大学生?くらいの時の日記を発見し、読んだことがある。その文体はぶすっとした顔と態度からは想像できないロマンティックなことを書いていて「うぉぉぉ!」と唸ってしまった。字体も独特な癖があった。
そういやFacebookも発見したことがあるし、女性社員とのメールのやり取りを覗いたこともあるが(俺ってつくづく悪趣味だ)人並みに顔文字やらを使っていて、こうした所では心の内を見せるのだな、と感じた。

でも俺も俺で、ゲーム好きであるところは全然似ることはなかったけれど(中学の時に自主的にゲーム機を捨てた頃から、今でもそんなにゲームは得意ではないし興味もそこまでわかない)、ちょっとした妄想はよくするしネット上ではふにゃっと書いてみたりはするが、リアルな場ではいわゆる"コミュ障"なるものに近いので、似たのだろう。

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今やお互いすれ違うと
「おっ…」
「あっ…」
という会話しかしない。
ごくごくたまに勇気を出して(?)食事に誘ってくるが、断り続けてもう数年経つ。
いい歳になったからそろそろこっちから誘ってみたい気もするが、共通の話題も思いつかなければ自分の現況を話したいかと言えばそうでもないし、めでたい話なんてなくて今を楽しんでるだけだし、まだ実現には程遠い。

それより何より、酒好きな俺にとって酒で酔い合えそうにもないのでそれも躊躇してる原因でもあるのだ。

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もうめちゃくちゃに書き殴ったし誰かに読んでもらおうという前提で書いてないので読みにくいが、とりあえず。

父よ、誕生日おめでとう。

そういや俺の誕生日、覚えてる?(父から俺の誕生日を祝われなくなって久しいが、お互い様だから別にいいけれど