年末年始も営業している業種に就いたが最後、なのだな、と。今日が休みでも大晦日は仕事なので納まってはいない。
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映画
『カリコレ2016』では3本、他は予告編と違った本編を見せてくれ、しかも今までのゴジラとは違った見せ方をしてる名前の通りの『シン・ゴジラ』を観たりもしたし、Tカードの更新時期だったのでずっと観たかった『チョコレートドーナツ』なんかも観たりもした。
そんな計7本観た8月の中でもやはり印象的なのは『シング・ストリート 未来へのうた』ではなかろうか。
バンドを組む少年の物語というのは、各々問題を抱えていたり何かしら内部分裂したりするのだけれど、抱えている問題が確かに劣悪だったりしていても本作は全体的には割とライトなもので、80年代における"最先端"をいこうとしてるその純粋なさまと音楽を素直に楽しめた。
ひねくれものが好みである自分にとって、こういうもので楽しいと思えるのは久々かもしれない。
ところで主人公を演じた少年は2000年生まれである。バンドを組み始める時の歌唱力は正直そうでもないけれど、そのリアルさ含めて引き込まれる役者であった。俳優としても新人とのことで、なんかしら上手くやってのけるキャリアのある同い年の俳優よりも魅力があったのであろう。
予告編を観る度、歌を思い出す。終盤での学校のライブが一番好きだ。また観たい。
映画館
先月に引き続き、一番お世話になってるのが新宿シネマカリテで、7本中4本はここで観た。
映画祭
先月と同様、『カリコレ2016』が映画祭のようなもので、映画祭という映画祭には8月も行ってはいない。
演劇
8月はオムニバスの公演1本を観た他には、8月1日(月)・2日(火)と『第62回全国高等学校演劇大会』へ行った。
詳しいことは8月8日(月)の記事を参照願いたい。
(どうやらこのblog数少ないアクセス数の中でもダントツでこの記事へのアクセス数が多いようだ)
一緒に行った人は今年出会った青森中央高校の演劇のファンであり、彼はそれを目当てだった。
何度も言うように職が変わったので休みが取れるか分かりずらかったのだけれど、友人が全国大会を観に行くというので行きたい欲がどんどん沸いてしまい、なんとか上手く休み取ることに成功したのであった。3日目は断念してしまったけれど12校中10校の公演を観ることができたのは本当に良かった。
別に通常の演劇と高校演劇のなにが変わるかってのはない。強いて言うならば"若さ"という強みだろうか。そして、ほとんどが学校や地域という狭いコミュニティの中で過ごしてきたから地域色や学校色が彼らからかなり濃く滲み出てくる面白さもある。
まさに今しかできない演劇。 大人と子供の過渡期真っ只中の演劇。
来年のみやぎ総文での全国大会も是非行きたい。
ライブ
8月19日(金)にさいたまでのBiSHのライブに行った。
毎度おなじみなので、チェキの羅列だけしておく。
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ハシヤスメ・アツコと。Tシャツのおっさんのポーズを2人で。
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モモコグミカンパニーと。否応なしに眼鏡奪って掛けちゃうとかやんちゃだが、一番フレンドリー。
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アイナ・ジ・エンドと。名前を憶えてもらえない運命なのはもう抗わないことにしている。
旅行
先述した『第62回全国高等学校演劇大会』を観に行くために、広島県広島市へ7月31日(日)~8月2日(火)の2泊3日した。
1泊目は友人と、2泊目は一人でだが、目的はこの大会なのであまり観光らしき観光や、旅のときはほぼ必ずする行為である映画館に寄るなどのことはできなかった。
ただ、2日目では、2年前に行った立ち飲み屋にどうしても寄りたくてぐるぐる回っていたらなんとか見つけて、ちょっくらお酒を引っかけた。帰り際、それを伝えたらこういうふらっと入って明らかに地元民じゃなさそうな僕を店主がおぼろげにでも覚えててくれたらしく、それはたとえ社交辞令としても嬉しかった。
2日目の夜はこの立ち飲み屋の後にもちょこっと(??)呑み過ぎたせいでの翌日の演劇大会へやや遅刻してしまったのが悔やまれるところだが、全国高校演劇大会以外でちょっとした楽しみができたのは良かったなと思っている。
仕事
業務内容が増えることになって、それはある意味人を見極めるという意味では面白くもあり大変でもあった。
嗚呼これが上の立場になるってことなのかぁ…とも思いつつ、試行錯誤しながらなんとか終えたものであった。以後9月、10月もこの業務をやった。
人を使うのが元来苦手であっても、苦手なんて言ってられなくなるのだと悟る。勿論、ただ自分が有利なようにしてもだめなのである。
ツラさからは抜けてきて、新たな課題が見つかった8月なのであった。
食欲はもうこの月にはほぼ通常に戻っていたと思われる。体重も少しずつ増え始めたし、休憩中に飲料水だけなんてのはほぼなくなりつつあった。
ただ、8月初っ端に高校演劇を観たのは、仕事に慣れてきたとはいえ将来への揺らぎにかなりの影響を与えたことには間違いはない。