AIR-J'史

映画と映画祭と映画館と演劇とじゃがりこと旅行と音楽が好きな札幌生まれのAIR-J'の記録

五月病になる前に五月を映画と共に振り返る

ゴールデンウィーク後半に突入した。
今の職場になってからはゴールデンウィークこそが稼ぎ時なので、せっせか仕事をしている。
5月2日はちょうどお休みで、人と吞むまでずっと家にいたが、昼過ぎから今日を迎えるのが酷く憂鬱になっていた。
夜、都心へ出掛けて終電まで人と吞んできてそれはそれで楽しかったのだが、帰宅してから正直寝てるのが2時間あるかないかくらいでまた憂鬱さがぶり返した。
アラームをセットしてるけれどいつもの癖でアラーム前に目が覚めてしまう。

しかしながら不思議なもので、翌朝を迎え、仕事をし出すと気分が変わる。
やっぱ仕事、好きなんだろうな、と。
帰宅してからはまたどっと疲れがたまって夕食途中で爆睡してしまったのだが。

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五月病とはよくいったもので、社会人生活を振り返ると漏れなく5月は憂鬱になっていて、でもそれを払拭させるために出掛けることもしていた。
じゃあどんなことして憂鬱になってて、それを払拭させてみたのだっけ・・・ということで、当時の映画と共に振り返ってみようと思う。

※4月には色々なことが起こりすぎたし、興味深い映画やドラマ(おっさんずラブとかね!)も観たのでそれらについて書こうと思ったのだけれど、まとまらなさすぎたのと自分の下衆さが極まりすぎた1ヶ月で自己嫌悪に陥って止めました。

2011年5月

社会人になってから1年目。
実はまだ登録制のイベントスタッフを辞めておらず、カレンダー通りの休みである職場だったため、5月3日、4日の休日は東京ビックサイトで案内スタッフをやっていた。
コスプレしている方々が多く集まるところにまず行ったことがなかったが、スタッフをやっていてとても楽しかったと記憶している。
僕はTwitterで、そこに集まる女子たちのことを”カオスでキュート”と評していた。

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5月末に知り合いにドライブに誘われた。
翌朝、東京へ戻る車の中で父から電話があり、母方祖父が亡くなった報せを受けた。
親類の中で唯一酒を一緒に酌み交わせる祖父。
幼少期から父が構ってくれない中、母が厳しい過干渉の中、一番優しくしてくれた、白髪でも超絶イケメンだった祖父(運動会の思い出も母方祖父母と母でほぼ構成されている)。
晩年、認知症になって会話すらできなくなったけれど、僕に対して優しさを垣間見せる瞬間もあったりした祖父だった。

2011年5月の映画

2011年5月14日~15日の日本の興行収入ランキングはこちら。
eiga.com

ちなみに僕が観た2011年5月の映画は以下のとおり。

婚前特急
・八日目の蝉
・奇跡
網走番外地 [東映版]
レイキャビク・ホエール・ウォッチング・マサカー(The Reykjavik Whale Watching Massacre)
赤穂城
・歓待
幕末太陽傳
伊豆の踊子 [1963年版]
ブラック・スワン(BLACK SWAN)

ぶっ飛んだ考えの女子の物語婚前特急
アイスランドってダークな国ね・・・と思わされたレイキャビク・ホエール・ウォッチング・マサカー』
コメディな気がするのに全然笑えなかった、ホラーでもサスペンスでもないがおぞましいものが日常に浸食されていく『歓待』
全体的にコメディではあるのだが最後の最後で切なさが漂い、そしてこの時からフランキー堺を好きになってしまった1957年公開の幕末太陽傳(何回スクリーンで観ても本当に好きだと感じる傑作)。
そしてブラック・スワン
『八日目の蝉』も含めたら、5月の自分の気分の波が激しいなと思えるラインナップだ。

2012年5月

母が亡くなってから2ヶ月。
一人旅行を初めてした2011年10月の韓国・釜山訪問から7ヶ月ぶりの一人旅行をした。
故郷・札幌の2年ぶりの訪問だ。

今でもそうだがプライベートなことをぎりぎりまで隠し通すことが多く、2012年12月まで母の死をSNSで公表するまでほぼ誰にも伝えることがなかったから、表向きにはただの一人旅行と称していた。
中学時代の友人たちに会って、ちらっと母の死を告げ、吞んで、寒空の夜(5月の札幌はまだ寒い)を4時間以上歩いたりした。
東京に越してから定期的に、母にくっついて母方祖父母に会うために行く札幌だったので、この札幌の一人旅行は特別な感情を抱きながらのものだった。
なんだか感傷的な3日間だった気がする。

これをきっかけに、一人旅行というものにハマり出した。
知らない土地に出掛け、知らない映画館を訪れ、知らない街をただひたすら歩き、知らない居酒屋で酒を吞み、知らない人と出会う。
好きになった街は再度訪れたりもするようになっていった。

2012年5月の映画

2012年5月12日~13日の日本の興行収入ランキングはこちら。
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ちなみに僕が観た2012年5月の映画は以下のとおり。

・どんずまり便器
・ブラック・ブレッド(pa negre)
・帽子箱を持った少女(Девушка с коробкой) [説明:山崎バニラ]
・ポテチ
・季節、めぐり それぞれの居場所
ビー・デビル(김복남 살인사건의 전말)
・哀しき獣(黄海)
・聴こえてる、ふりをしただけ
月世界旅行(Le Voyage dans la Lune) [説明:片岡一郎]
・監督と女優 [※原題不明]
トーク・トゥ・ハー(Hable con Ella)
バッド・エデュケーション(La Mala Educación)
アニマル・キングダム(ANIMAL KINGDOM)
ぼくのエリ 200歳の少女(LÅT DEN RÄTTE KOMMA IN)
ファミリー・ツリー(the Descendants)

テルマエ・ロマエ』が3週連続1位だったのに記憶が無いのはそういえば未だに観たことがないからであって、そしてこの頃の興行収入トップテンの映画をほとんど観てないからだと気づいた。

2013年5月

ゴールデンウィークは演劇三昧だった。観たり、受付スタッフやってたり。
演劇と関わり始めたのは大学生になってからの2006年からだが、そこから細くつながっていた先輩に誘われ社会人劇団にスタッフとしてちょこっと携わり、そこから演劇の情報が一気に増え、この年は5月前後で知り合い以外の演劇なんかもよく観たりしていた。

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5月11日~13日は高校の修学旅行以来の10年ぶりの沖縄へ行った。
そういえば亡き母方祖父は仕事でよく沖縄に行っていて、いつか一緒に行こうとか言っていたのについに実現しなかったことも思い出した。

ずっと行きたかった桜坂劇場で映画を観たり、祖父と酌み交わしてた泡盛を吞んだり、ぶらぶら歩いたり・・・と修学旅行では出来なかったオトナな沖縄を楽しんでいた。

2013年5月の映画

2013年5月4日~5日の日本の興行収入ランキングはこちら。
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今年・2018年も相変わらず人気を誇る『名探偵コナン』がこの年も1位である。
ただし、この週のランキングの1本たりとも未見なので世間の流行がどうだったかの記憶が薄い。

ちなみに僕が観た2013年5月の映画は以下のとおり。

・天使の分け前(THE ANGEL'S SHARE)
ホーリー・モーターズ(HOLY MOTORS)
・世界
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
・HOME 爱 幸福 记忆(HOME ความรัก ความสุข ความทรงจำ)
死霊のはらわた(EVIL DEAD) [2013年版]
・セデック・バレ 第一部 太陽旗(賽德克・巴萊 太陽旗)
・セデック・バレ 第二部 虹の橋(賽德克・巴萊 彩虹橋)
・俺俺

2014年5月

5月5日は高校時代の友達数人と飲み会をして、5月17日~19日は、映画をきっかけにハマり出したアイドル・BiSのライブを観に香川県高松市へ行った。

人生初女性アイドルライブ。人生初チェキ。我ながらよく撮れている。写真映えめ・・・

ライブ翌日は小豆島へ行ったりもした。

2014年5月の映画

2014年5月3日~4日の日本の興行収入はこちら。
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先日観た『リメンバー・ミー』の同時上映だった短編を以て『アナと雪の女王』の設定を知ったぐらい、この年にヒットしてたにも関わらず観る機会を逃し、未だに観れてなかったりする。

ちなみに僕が観た2014年5月の映画は以下のとおり。

・ある精肉店のはなし
・[リミット](BURIED)
蝶々夫人(MADAMA BUTTERFLY)
・チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~(Poulet aux prunes)

本数が少ない上にことごとくランキングから外れている。

2015年5月

2015年4月26日に初めて東京レインボープライドに行き、プライドパレードなるものはこの年が初めてだったのだが、これと日をそこまで空けずして5月16日に行われた台湾の高雄プライドパレードに行った。

Tweetで振り返る。








高雄の5月はとにかく暑かった。
そして、台湾のゲイというのはガチムチ・短髪という一元化された格好がとにかく多かった。

パレードについては、歩いているだけで渋谷よりも楽しいとは感じるのだが、恐らく政治的主張は日本よりも過激さはあるので、少し次元が異なる気もした。
もしもっと中国語の読解力があり、詳しい事情も知ることができたなら違った印象を持ったかもしれない。

2015年5月の映画

2015年5月2日~3日の日本の興行収入ランキングはこちら。
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ちなみに僕が観た2015年5月の映画は以下のとおり。

寄生獣 完結編
・大英雄天團(Big Hero6) [中文發音]
・我想念我自己(STILL ALICE)
・ライフ・アフター・ベス(LIFE AFTER BETH)
・セッション(WHIPLASH)
イニシエーション・ラブ
おとなのけんか(CARNAGE)
・SEXエド チェリー先生の白熱性教育(SEX ED)

※中国語表記のものは台湾・高雄で観た映画。「ベイマックス」は日本語吹替で既に観ていたが、中国語吹替でも観たりしたのであった。

この年、『シンデレラ』が流行ってたのだと知った。まだ観てない…。

2016年5月

4月から職場が変わって、ちょうどこの時期に憂鬱なものが襲ってきた。
airj15.hatenablog.com
何度でも振り返りたくなる落ち込みっぷりは、”懐かしい”と称していいものやら、と自問自答したくもなってくる。

2016年5月の映画

2016年5月7日~8日の日本の興行収入ランキングはこちら。
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ちなみに僕が観た2016年5月の映画は以下のとおり。

・エール!(La Famille Bélier)
・キャロル(CAROL)
・あの残像を求めて
・空っぽの渦
・不旋律のソナタ
海でのはなし。
スティーブ・ジョブズ(JOBS)
・海よりもまだ深く
・HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス
ガールズ&パンツァー 劇場版
スノーホワイト 氷の王国(THE HUNSTSMAN WINTER'S WAR)

この頃ランキング1位を誇ってた『ズートピア』は6月に飛行機の中で観た。

2016年4月から職が変わり、ランキングを毎週これまで以上に気にするようにはなっているので、前職よりも確実にどんな年だったかは覚えている。でも、精神はどんどん削がれていく一方だったのでランキングに入っている映画を観ようとするまでにはまだ至らないのであった。

2017年5月

こっちに色々書いてあったのでほぼ割愛。
airj15.hatenablog.com
1年経つとただじゃ転ばない精神があると知ると同時に、他人の精神へのケアはできるほど優しさは無いとも同時に知った去年の5月。

そして、好きなことだけを突き詰めてる人が他にもいるんだと知る5月。僕なんかよりも尋常じゃないくらい楽しそうだし幸せそうだったりもするのだけれど。

2017年5月の映画

2017年5月6日~7日の日本の興行収入ランキングはこちら。
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ちなみに僕が観た5月の映画は以下のとおり。

美女と野獣(BEAUTY AND THE BEAST) [2017年版][IMAX 3D 字幕版]
無限の住人
・哭き女(哭喪女)
・劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命
・ちょっと今から仕事やめてくる
マンチェスター・バイ・ザ・シー(MANCHESTER BY THE SEA)

2016年は『君の名は。』が異例のロングランヒットしてたので映画界ではかなりの印象を残したのに引き換え、2017年は美女と野獣くらいしか大ヒットのしかなかった。それがちょうどこの4月下旬から6月上旬にかけての連続1位なのであった。

賛否はあるとして、僕は単純に美女と野獣は楽しめたな、と記憶している。

終わりに

2018年の5月は始まったばかりだが、どうなっていくだろうか。
特別すぎることはそこまで予定を立てていないが、ある程度イベントはあるのでそれなりに楽しんでいこうと思う。
あとはゴールデンウィークを過ぎれば余裕も出てくるので会ってこれなかった友達に会うことをしていきたい。6月に入ったとしても。

映画に関しては…特筆すべきものがあまり見受けられないので、盛り上がりは夏以降かな、と感じている。

映画と共に振り返りを書き出してみたらやはりすっきりしたので、こういうのは自己満足だとしても良いなと感じたのであった。
おしまい。