2018年7月の映画興行の振り返りはこちら
airj15cinemaplay.hatenablog.com
やっと折り返し地点。
映画興行でもそうだったが、自分にとっても転換月だった気がする。
映画
7本。
やっとの『万引き家族』、9年ぶりの『劇場版 ポケットモンスター』などを観た月だった。
中でも衝撃的だったのは『あさがおと加瀬さん。』
【あさがおと加瀬さん。】劇場公開OVA 本予告【Kase-san and Morning Glories OVA Main Trailer】
「私と加瀬さんは、この春から付き合っています。」
この予告編の台詞にドキッとしたのだが、本編もちゃんと女の子同士の恋愛を描いており、『リズと青い鳥』では友情とも恋愛ともつかないような感情であったが、こちらはド直球なものであった。
しかも、淡い恋心に留めず、僕が観た中では女の子同士で、そしてアニメの中で"性"を切り込んでいたのは初めてだったので感心してしまった。
男性同士のものは洋邦問わず多めだし、二次元に関してはBLとして有名だが、こうした女性同士のものは圧倒的に目に触れる機会が多くないからついつい興奮してしまったものである。
以前、レズビアンの方が経営しているバーへ行ったことがあるのだが、その方が言っていたのは最近はレズビアンは"性"のほうに傾いている、とのことだった。
当事者でもなければ友達もまずいないので全般的なもの・本当のところはわからないけれど、最近Twitterで幾人かレズビアンの方のtweetを観ていると性欲強めの方も確かにいて、いままで変にピュアであると思い込みがちだったのかな・・・と認識を改めてみようと思ったのであった。
茨城県那珂市瓜連にあるあまや座へ行ってきた。

というわけで茨城県那珂市瓜連の「あまや座」さんへ行ってきました。
— AIR-J' (@airj15) 2018年7月19日
スーパーの跡地の隣に昨年出来たところ。中は本当にフツーのミニシアター。ラインナップはカリテとか武蔵野館とかでやりそうなものですね。 pic.twitter.com/rPrzR6LWx2
昨年10月にオープンしたミニシアターで、行きたい映画館リストに入れていたところだ。閉店したスーパーの隣に映画館はある。中は31席と、座席数は少ない。
ここで僕は大好きなミヒャエル・ハネケの『ハッピーエンド』を観た。
「旅行」の項目でも述べるが、瓜連駅ではSuicaが使えない。そして、電車が来る本数も少ない。
そんなところにある映画館ではあるが、上映ラインナップはとても素敵なものばかりなので是非とも頑張ってもらいたいと思っている。
演劇
4本。内1本はクラウドファンディングで出資はしたが本公演には行けず、映像のみで観た日本のラジオの『ツヤマジケン』。
motion-gallery.net
初演で観たときよりもコメディ要素が多く、それは昨今の日本のラジオがそういう傾向にあるのだが、根底にある暗さは初期から変わっていないのでそのコメディな感じがより不安を増大させてく構図になっていっている。
話の筋はなんとなく覚えていたので、より詳細に個々の人物を追うことができ、面白く観られたのであった。
7月の中で一番面白いと感じたのは劇団肋骨蜜柑同好会公演 じむじゃっくpresents『草苅事件』。
その時の衝撃は以下の記事に書いた。
airj15.hatenablog.com
観てる観客と舞台の垣根を壊した瞬間が特に面白かった。
帰り道の余韻は、今でも覚えている。
旅行
映画の項目で挙げたが、茨城県那珂市瓜連へ行った。
宮崎のときにも経験したが、Suicaで乗車できるがSuicaで降車できないので、このときは車掌にハンディ―機で精算してもらった。
東京に住んでいると当たり前のようになっていることがまだ地方では行き届いていないことに2018年になっても衝撃を受けるのであった。
そして、久々に旅館なるところに泊まったが、すぐ歩けるところにはコンビニもなく、聞くところによると企業の研修のためだったり、少し離れたところで開催される音楽フェスで利用する客がほとんどとのことだ。
確かにメインで観光できるところはまずないので、僕のような客はいないのは当たり前だろう。
また、大きなスーパーなどチェーンの店ができると、あまや座の隣に元々あったスーパーのように小さくて個人営業だった店は次々閉店してしまうという話には、東京から来た僕にはただただ相槌を打つくらいしかできなかったりした。
2日目の帰る日に映画を観に行き、その足で、旅館の人が教えてくれた木内酒造へ行き、職場へのお土産を買ってきたのであった。

仕事
新しいスタッフも入ってきたり、世間の夏休みが始まると忙しくなってきたり、また仕事が次々現れては消化しての繰り返しだったりしたと思うのだが、いかんせんどんな状況だったか正直よく覚えてない。
夜勤帰りにちょこっとだけ後輩に吞みに誘って奢ってみたりした、というtweetを見て、そういやそんなこともしてたっけ、と思い出したくらいだ。
今の仕事になってから時間帯が合わせずらくてなかなか職場の人との吞みが実行できていない。
吞みが好きな人はそれなりにいるし、僕自体が好きだから誘いたいし、誘われたら好き好んで参加するのだが。
あとは…細かいところで色々思うところあった気がするが、日記は書いてなければTwitterになんてふわっとしたことをごくごくたまにtweetするにとどめておいたので、やはり思い出せない。
まあ、なんとかうまくやってのけた月・・・だったのだろう、ということにしておく。
プライベート
大きな節目だった。
airj15.hatenablog.com
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これを始めとしてなんかかなりとげとげしかった。
それは5月からの兆候だったのだけれど、意図せず数人を巻き込んで煽ってしまったし、意図せずに幾人かにはかなりの不快な思いをさせてしまった。
Twitterを見てもそんな感じだ。
そして、とあることがきっかけで突然にある人と関係が断絶してしまったりもした。
ただ、そのとあることから、新たな人たちと関係が築けたこともあって、結果悪いことではなくむしろ良かったのではなかろうか、とは思っている。
はっきりと覚えている、7/21(土)。
今年は仕事を休みにして、まずは写真展に行って、そのあと時間かなり空きすぎてファストフード店で暇をつぶしたがまだまだ時間が余ってて、熱い中歩いたり、スーパー寄ったり、ドラッグストア寄ったりして、そしたらなんとか時間になって、友人たちと合流して、友人が取ってくれた場所へ向かい、足立の花火大会を存分に楽しんでからの、後日のショックを。
それでも仕事はあるし、友達から映画は誘われてるし、8月に開催予定の旧友たちとの吞みに誘われるし、10月に向けての個人企画を考えたいと思ってたりしたので、引きずりながらも何かが手につかないという状況だけはなかった。
その一環でInstagramをこの月、始動させたりもした。
後悔が全く無い、といえば嘘にはなるだろうけれど、自分の気持ちを犠牲にしながらやりたいことを我慢するなんて嫌だから、こんな代償くらい感謝と思うべきなのだろう。
願わくば、関係が切れる前に存分に攻撃でもしてくれたら良かったのに、と今でも思ってたりする。