AIR-J'史

映画と映画祭と映画館と演劇とじゃがりこと旅行と音楽と酒が好きな札幌生まれのAIR-J'の記録

2020年4月の振り返り

2020年4月の映画興行の振り返りはこちら
airj15cinemaplay.hatenablog.com

映画

10本、内9本が配信という、自分の中ではかなり珍しい月になった。映画館や映画祭会場で映画を観る、というのが自分のスタンスだからだ。
(配信で観るのが嫌いなのではなく、単に家だと集中できないからというのが理由)
というのも、新型コロナウイルスの影響で映画館がほぼ全て休業になったからだ。

休業直前に映画館で観た作品は『劇場版SHIROBAKOのみ。
実はこの映画の詳細を一切知らず、ゆるふわアニメだと思っていたら全く違っていてアニメ業界を真摯に描くお仕事アニメ、というのでかなり面白かった。
劇中でとあるキャラクターが家族に「好きな事を仕事にできていいねぇ」と電話で言われ、そのキャラがちょうどツライ時期で苦い笑いをするのだが、それがグサリと刺さった。
休業直前とはいえ業界全体が大変な時期だったので、自らも色々考え巡らせた時期だし、好きでやってるとはいえツライこともまあまああるからだ。仕事に対しても今後どうしたいか、を考え始めた機会にもなった。


大林宣彦監督が4月10日に亡くなったというのもあり、まだ観られてなかった『HOUSE』をやっと観た。
監督作品は2000年代に入って何本か観たけれど、この頃から最近に至ってもCGの使い方を変えていないのと、作中どこかしら反戦の匂いを感じさせるのは実は一貫性を持った監督だったのだと気付かされることとなった。
大林監督とは実はとある映画祭で二度近くでお見掛けし、内一回は舞台上でちょっとしたお声掛けをしてもらったりしている。
僕に向けてくれたあの屈託のない笑顔はいつまで経っても頭に焼き付いている。

演劇

3本。全て配信。
根本宗子さんのお芝居を観たのは久々だが、人の嫌~なところを少しずつ少しずつ抉って、それが滑稽に見えるのはリモートでも秀逸でやっぱり彼女の作品は面白いなと感じた。

内1本は連作の中の1本で、時間があったので2回観た。
ここで驚いたのは、出演者の一人がなんか知ってる名前だな~、と思ったら中学時代の同級生だったということだ。
卒業アルバムを引っ張り出して、プロフィールに書いてあった誕生日が一致したことで判明した。
しかも彼の結婚した相手が僕が何回かお芝居で観た役者さんで、まあさして彼とはそこまで仲が良かったわけでもないけれどそんなに嫌な感情とかも全然なくて、こういう機会だからこそ繋がる縁ってもののあるんだなぁ、ってなったのであった。
彼ら夫婦が投稿しているnoteに投げ銭をしてついついメッセージを送ったりもしてしまった。
いつか、生で彼の演技を観たいものである。
ちなみに、この配信でのお芝居が、男2人の、友情?なのか恋愛?なのか微妙な関係性のお話で切なく、連作の中では一番好きな話だった。

音楽


amazarashi 『古いSF映画』
出掛ける際にマスクが必須になった今、この曲がサブスクで流れてきて、それがかなり前の作品だと知った時の驚きたるや。
そして、amazarashiは2年前の自らの甘くて苦い思い出にも直結するので、「フィクション」や「創作」という言葉に胸がチクチクさせられてしまった。
同じamazarashiで『夏を待っていました』という曲もよく聞いていて、こちらは少年時代の仲間たちに想いを馳せ、今の自分と、その彼らの結末、というのがまたしても胸を刺されてしまったのであった。
在宅時間が多すぎてどうしてもぐるぐる頭の中で考え事をするのであった。



私立恵比寿中学 『ジャンプ』MV

よく観ていたMV。勇気を与えてくれる曲、ではあるんだがこれもメロディが物悲しさもあって、自分のこの月の気持ちを反映している。

旅行

この月は行っていない。

プライベート

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突然の環境の変化というのは、習慣をも変える。しかも、それまでやろうやろうとしていて先延ばしにしていたことを突然やり始めたりするのだ、尤も自分の場合は、なのだが。
ToDoリストを活用する体重計を購入して体重と体脂肪率を記録する食事のカロリーを記録する朝食を摂る習慣をつける
思いつきのようなものだから計画も策もなくて目に見えた成果は当然すぐはでない。だが、今の身体の状態を見ると本当にこの時期に始めて良かったと思える。
加えて、小学一年生から使っていて、最近は物置状態になっていた学習机を思い切って捨てた。年末の大掃除とか全然やってなかったからというのもあるけれど。

僕は他愛の無い日常が続くとどうやら行動を起こしにくいから、とても変な話この状況になったからこそ行動を起こせたんだとある意味での感謝をしてたりもしている。


仕事関係や恋人以外で人と会うことは実は二度ほどしている。
詳細は省くが、そんなこともあったなあ、としみじみしている。
かなりの自粛が促されてる中、本当はみんなどれくらいの"自粛"をしてたのだろうか、と自分の行動を差し置くのもなんだが、考えてしまう。