AIR-J'史

映画と映画祭と映画館と演劇とじゃがりこと旅行と音楽が好きな札幌生まれのAIR-J'の記録

2020年12月の振り返り

2020年12月の映画興行の振り返りはこちら
airj15cinemaplay.hatenablog.com

映画

9本。
東京フィルメックスで上映されていたものが期間限定で配信されていたので、見逃していた3本を購入して観た。
この中で、一番観たいなと思っていて、一番観た後にずしんときたのは『無聲』だ。

The Silent Forest 《無聲》Official Trailer | In Cinemas 05 November
実際に起きた事件を基に創られたこの映画、連鎖に連鎖が重なり、全くすっきりできなくて、心が重くなってしまった。


2本立てで観た『はちどり』『37セカンズ』はどちらも良かった。
どちらも”女性の解放”をテーマにしているけれど、特に後者は、僕の母親が主人公の母親に似ていたので色々思ってしまうことがあった。
ただ、もし自分が女性であったら生き辛さは今とは全然比べものにならなかったのかな~、と両作品を観てしみじみ感じてしまったのであった。
12月、思いもかけずに出会った作品もあった。それは『ロック、ストック&トゥー・ スモーキング・バレルズ』
とあるきっかけでこの作品が面白かったと聞き、作品名も、この監督の作品もほとんど観たことがない(『アラジン』くらい)のだけれど好奇心で、話を聞いたすぐくらいに配信であったので観たのであった。
序盤は登場人物が多いのと、この日は二日酔いもあってぼぉ~っとしてたから物語を掴むことができなかったのだけれど、徐々に面白くなっていき、馬鹿馬鹿しいほどに人がどんどんくたばっていくので、二日酔いも相まってかどんどん楽しくなっていったのであった。
こうやって唐突に出会う映画というのもまた良かったりする。

演劇

2本。1本は劇場で、1本は配信で。
劇場で観たのは、劇団肋骨蜜柑同好会『2020』
1984をベースにしているというがそこは不勉強なのでわからず、でも昔を思い出すカルト宗教的要素と、”演劇をやる意味”を織り交ぜ、更にはコロナ禍の現状を反映したマスク着用とリモート会議とアクリル板を使った演出には、まさに今しかできないなというのを感じた。
端々に見られる”演劇をやる意味”は主宰の葛藤が反映されてたんじゃないかな~、と個人的には思っている。
物語のベースを知ってる人にとっては何かしら一言あるらしいけれど(それはそれで全然良いと思う)、僕にとっては2020年最後に劇場で観た演劇としては相応しかったと自負したい。


配信で観た美貴ヲの劇 配信緊縛公演『江戸川縄歩〜清く正しい覗き見のすゝめ』は、美貴ヲの劇としては男性の視点が多いもので、いつも男性に着目していたというのもあるけれど今回はより着目しやすかった物語だった。
Mっ気があるというのは全く以て否定しないし、それがむしろ自分の中から露呈したような気がしている。
それにしても、美貴ヲの劇に出ている役者さんは男女共に縛られている姿がお美しくてうっとりしてしまう。

音楽

12月でよく観たMVで特記して3つ挙げたい。
まずはキヨ×レトルト『全く身にならないキセキ』

【MV】全く身にならないキセキ / キヨ×レトルト
この二人のゲーム実況は結構観ていて楽しませてもらっていて、この二人が絡む四人の実況とかも観たりしている。
自分がゲームが苦手だから、彼らの実況を観てゲームを楽しんでいる感じであり、気楽に観られるのが良い。

そんでもって、ゲームとはほぼ関係ない(?)コラボ曲。
前作『全く身にならない日々』もそうだが曲も歌詞もMVも作りこみがちゃんとしている。我々が気楽に観られる、というのはただゲームをやりこむだけではないのだというのがよくわかる曲である。すごいよなぁ。


10月から聞いている赤い公園津野米咲がいなくなってからのMVが二つ公開された。
その中でも『pray』はかなり胸がギュッとしてしまう。

赤い公園「pray」Music Video
なんでMVでこんな意味ありげなシーンばかり撮られているのだろうか、と。これが遺したかったものなのか、と。
涙無くしては観られない・聴けない曲である。
最後に、amazarashi『令和二年』

amazarashi 『令和二年』“A.D. 2020” Music Video | Giant Buddha Projection Mapping
これはなんかとやかく言わなくても誰しもこの2020年・令和二年の巻き込まれた感は抱いているんじゃないかなって思っている。
まあ僕個人としてamazarashiには特別な思い入れがあるので、ちょっと少し前のことを思い出しながら、その思い出の彼がこの令和二年をどう思って聞いてたりするのかなぁ…と思い耽ったりするのであった。

旅行

この月は行かなかった。

プライベート

酒を飲む日数が実は増えてきている。
それというのも、11月からジンのソーダ割りにハマり始めて、自分で割る、というのが楽しくなってきたからだ。
ちょくちょく缶チューハイも買ってはいたのだが、缶チューハイは悪酔いすると今更ながら分かってしまい、ノンアルコール缶チューハイなるものも箱買いはしているものの今度はウィスキーまで買って自分でハイボールを作るようになってしまった。

体重や体脂肪率はせっかく減らしたのだからキープしておきたく、つまみもカロリーを気にしながらとったりはしている。

あとは、12月は仕事の忙しさもやや落ち着いてきたところだが、月末もとい年末に新たな問題も発生していて、ちゃんと解決しなくてはなぁ~…と悩みが出てきたりもした。

2020年の総括と2021年の展望

世界中が新型コロナウィルスに振り回され、例外なく自分も巻き込まれた2020年。
ただ、自宅待機の1ヶ月があったお陰で図らずも生活改善ができてしまった。
ずっと言ってきてた運動をやっと再開したのだ。
体重と体脂肪率が目標値になってからややサボりがちになっているけれど、その分摂取カロリーも調整を図るようになってきている。
身体の柔軟性も上がってきて股が攣るなんてこともなくなってきてる。
散財も少なくなったし、読書をする機会もできたし、配信で映画も観るようになったし、精神も身体も昨年以上に安定したような気がしている。

出会い系アプリを8月でやめて、実はまたちょくちょく再開してはまたやめて、を繰り返しているのだけれど、状況が状況だけに無駄な出会いもなくなってきている気もしている(その分、前半ではこんな状況下であっても割と遊んでいた気もするが)。


2020年の展望の中では”体力づくり””音楽の視聴履歴を作る”セクシャリティに関する文章をもっと直接的に書く場を設ける”がちゃんとできた。
”余計な人脈を切る”はあやふやだけれど断続的にしているが、気が変わって切った人と再度繋がったりしたりもしている。相手からしたら酷い奴だと思われてもそこは仕方がない。
”飲酒量を減らす”は11月までは割とできてたほうで、ただ、先に言ったように自分で割りものを作ることを覚え始めてから“お酒を楽しく飲む”に方向転換しようと思っている。
相変わらず記憶飛ばしはやってのけるから、そんなことなく楽しく酔っていきたい。
展望としては、何度も言ってる”語学を頑張る”だろうか。なかなか前へ進めない。特に昨年は海外へ簡単に行けなくなる状況になってからますます遠のいてしまってる節もある。
ただ、”タイ文字を覚える”を始めたのは成果かな、と。他もままならないのに中途半端にまた新たな言語に手を付けているけれど、全く読めないよりなんとなくわかる、というのは世界が少しでも開けてきてたりはする。

あとは、あまり公言はしていないけれど一つだけ2021年にはやりたい、ということは決まった。今年こそはそれを含めてやっていきたいと思ってる。少なくとも秋までには。


…しかしながら、年齢を重ねるごとにジャンキーさが無くなってるのは、まあ仕方がないことなのかもしれないがちょっぴり寂しさもある。毎年展望は立ててるけれど、本当は、たまには無邪気に不健康なことをしたい、って思っている。